国内男子ツアー「パナソニックオープン」初日(22日、兵庫・小野東洋GC=パー72)、プロデビュー戦となった中島啓太(22=日体大4年)が、3バーディー、ノーボギーの69で回り、3アンダー19位で初日を終えた。

 昨年大会でアマチュアとして優勝した思い出の大会でプロ転向して戻ってきた中、中島が極度の緊張に襲われた。「めちゃくちゃ緊張して、ダフリかけたり、バックスイングしているときにはボールが揺れて見えたというか、それぐらい緊張していたので、なかなか普段通りにプレーができなかった」。昨晩は午後10時過ぎに就寝したが、翌午前2時ころに目が覚めるなど「寝たり、起きたりで寝つけなかった」というほどだ。

 平常心でプレーできたのは「17、18番だけ」というが、69で乗り切ったのはさすが。「(オールパーだった)前半は遠いほうから攻めていって、ピンチも2つぐらいあったけど、耐えて後半チャンスをつかむことができてボギーフリーでプレーできたのはよかった。明日からは、今日が一番悪い日になるように徐々にスコアを伸ばしていきたい」と意気込んだ。

 特別な試合で緊張しないのは難しい。これまでもさまざまな緊張を味わってきた。「世界アマも最後のナショナルチームのイベントで緊張したが、それとはまた違う緊張感。オーガスタ(4月のマスターズ)も水の中にいるような緊張感だったし、全米、全英は人が多くて、それに飲まれないように自分の中で保つのが大変な試合だった」と振り返った。

 首位は7アンダーの桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)と今平周吾(29=ダイヤ)。前週プレーオフで敗れた石川遼(31=CASIO)は2アンダーの36位につけた。