CS争いのライバルを本塁打攻勢で退けた。巨人は負ければV逸が決まる11日の広島戦(マツダ)で打線が爆発。丸の先制26号2ラン、ウォーカーの21、22号ソロ、中田の20号2ランの4本塁打で7―0で快勝した。先発・赤星が5勝目を挙げ、13勝12敗で今季の広島戦勝ち越しを決めた。

 これで3位・阪神と1・5ゲーム差、4位・広島とゲーム差なしと迫った。ライバル相手の圧勝に原辰徳監督(64)は「今年はなかなか、広島で結果が出てなくてね。そういう意味では今日の先制ホームラン、効きましたね」と丸の250号メモリアル弾を称賛した。

 また、この日は「2番・遊撃」で起用した坂本が3安打1打点と躍動。原監督は「勇人を2番に置いておくと、いろいろなことができるというかね。ウォーカーを2番に置いておくと、なかなかそこはね(やりにくい)」と意図を明かし「でも、今日は(ウォーカーを)7番に置いて、というのが非常に良かったのかもしれませんね。守備力もだいぶ出てきているし。走塁も積極性も出てきている。とてもいいと思いますね」と来日初となる一戦2発の助っ人にうなずいた。

 新人で5勝目を挙げた赤星に「左バッターに対しての対策というものは必要でしょうけど。でもまあ、0点で抑えたところに成長の跡というか」と目尻を下げた指揮官は「まあ、まだまだね、試合は続くしね、そこのところはうん、まあ、明日以降の戦い方というところですね」と残り12戦に向け、顔を上げた。