負の連鎖を止めるすべはないのか…。大相撲秋場所8日目(18日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)は関脇大栄翔(28=追手風)に押し出されて7連敗(1敗)。相手に突かれてのけ反り、右に回り込むも土俵を割った。負け越しが現実味を帯びる中、取組後は取材に応じることなく国技館を後にした。

 くしくも互いに同じ星の並びで、白星発進後に6連敗で迎えた一番。意地のぶつかり合いになるかと思いきや、勝負は一方的だった。結果的に大栄翔の〝連敗ストッパー〟になってしまい、大関としては屈辱の黒星だったに違いない。

 あと1敗で11月の九州場所が5度目のカド番となる正代について、土俵下で審判長を務めた伊勢ヶ浜審判部長(元横綱旭富士)は「いつも通り。それしか言いようがない」と突き放した。

 一方、この日はカド番の御嶽海(出羽海)が5敗目(3勝)。大関陣では貴景勝(常盤山)が6勝目(2敗)を挙げ、唯一気を吐いた格好だ。