中国が開催権を返上した来年のアジアカップの開催地が、韓国になる公算が高くなったと中国メディアが報じた。

 中国は来夏にアジアカップを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの再拡大を受けて5月に開催権の返上を表明した。

 そうした中、アジアサッカー連盟(AFC)は6月末まで各国に代替開催の意向確認を実施。韓国サッカー協会が早々に立候補を表明し、同30日にAFCから意向書を正式に受理したとの連絡を受けた。意向確認の期限は15日まで延長されることになったが、正式に立候補を表明して受理されたのは現時点で韓国のみという状況だ。

 中国紙「新浪体育」は「韓国がアジアカップ開催の申請を行った最初の国になった。客観的に見て、韓国がアジアカップの開催地になる可能性が高い。開催地を再び選定することになってAFCは難しい状況に置かれたが、自発的に開催申請をした最初の国が韓国だから」と報道。他国は関心こそ寄せているが正式に申請書を出していないと指摘し、いちはやく開催に意欲を見せている韓国での開催が濃厚となった。

 同紙は「韓国でアジアカップが開かれる場合、ホームのメリットが期待できるだろう。韓国での開催は中国にはむしろ利益になる。気候、時差が似ていて選手たちが環境に簡単に適応でき、距離も近くファンの遠征応援も利便性がいい」と中国も韓国の開催を後押しすることになりそうだ。

 一方で「日本、イラン、オーストラリア、サウジアラビア、カタールなど優勝を狙っているチームには良くないニュース」と分析した。

 アジアのタイトル奪還を狙う日本にとって、宿敵韓国での開催が決まれば厳しい戦いを強いられそうだ。