西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(54)が2日、バンテリンドームで行われた中日ー阪神戦で始球式を務めた。
背番号「2022」の中日のユニホームを着て登場すると、マウンドの前方から球速59キロのショートバウンドの投球を披露。「まさかこんな日が来るとは夢にも思っていなかった。グラウンドに下りることなんか一生ないと思っていたので。あれだけ何千試合と僕も出てきたが、なんか雲の上を歩いているようなフワフワした気持ちだった。周りの選手を見たら本当に感動しました」と振り返った。
清原氏は2016年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた過去もあり、グラウンドから遠ざかっていたが、プロ野球の公式戦で始球式を務めるのは2011年5月5日の西武―ロッテ戦(現ベルーナドーム)以来、11年ぶり。「またどんな苦しいことがあっても今日という日を忘れない。チャンスを与えてくれたAKRacingさん(スポンサー)、中日ドラゴンズさん、立浪監督に感謝しながら、これからも生きていきたい」と感無量の面持ちで語った。
さらに立浪監督に対しては「監督になったからだけではなく、自分が事件直後からずっとサポートしていただいていた。こうやって監督になられて、今はチーム状況は厳しい(最下位)ですけど、まだまだ若いチームですから、そういう苦しい中で、まず自分が足を引っ張らないように、何とか応援していきたい」ときっぱり。
その上で「何とかまずは5割復帰を目指してほしい。若い選手の集まりなので、どうしても次の日に引きずりがちだが、監督が声をかけているし、それに選手たちは甘えることなく、思い切ってプレーしてほしい」とエールを送った。












