山陽オートの小林啓二杯GⅡ「第3回山陽王座チャレンジカップ」は16日に3日目を開催し、5R以降で準々決勝戦が争われた。走路の所々に濡れた箇所が残り、不安定走路(斑走路)での幕開けとなったが、9R以降は良走路が戻った。
2日目まで唯一連勝で勝ち進んでいた地元の女子レーサー・松尾彩(33=山陽)が、3日目11Rでも2車並びのゼロHインから先手を取ると6周を逃げ切って3連勝を飾った。「滑らせないように、コースも大きすぎず立ち上がりがしっかり決まるように走りました」と走路状況も把握して落ち着いたレースを披露。準決勝戦9Rではハンデが重化したが、熱走路なら優出の期待は高まる。
外来Ⅴ候補の鈴木圭一郎(27=浜松)も、3日目12Rの準々決勝戦をきっちり白星で締めて初日から1着、2着、1着と安定。しかし、この日は「手前がなさすぎて、早開けして立ち上がりで少し跳ねた」と足周りに不安発生。「フォークの調整をしてタイヤも交換。エンジンも持って行く感じがもう少し欲しいので、メタルを替えてクランクを点検」と優出に向け、余念がなかった。
熱走路に軽H勢が躍動している今大会だが、外来・石川哲也(27=伊勢崎)も、その一人。初日は4着のスタートで「山陽に来ると良くない。跳ねるし、アオるし、エンジンも良くない」と〝良くないずくめ〟の結果に山陽走路との相性の悪さも口を突いて出たが、懸命な整備が実を結んで2日目、3日目と連勝で準決勝戦進出を決めた。
「フレームを修正して跳ねはほぼ大丈夫。乗りやすくなったので、エンジン的にも伸びが良くなりました。山陽の悪いイメージもなくなってきました」と苦手意識払しょくの気配。ハンデ重化の準決勝戦10Rも奮起駆け必至だ。












