柔道のアジア選手権(8月4~7日、カザフスタン・ヌルスルタン)を前に、女子日本代表の増地克之監督(51)が女子78キロ超級の素根輝(22=パーク24)について言及した。

 昨夏の東京五輪同階級で金メダルを獲得した素根だが、混合団体決勝で左ヒザを負傷。3月下旬に内視鏡手術を受けた。6月から本格的に稽古を再開したとはいえ、約1年実戦から遠ざかっている。それでも、増地監督は「私も直接練習も見た。乱取りも通常通り行っている」と一定の評価。その上で「恐らく五輪の時が100だとしたらもちろんそこまでは達していないかもしれないが、十分大会で戦えるコンディション」との見方を示した。

 ここ最近は女子選手と組み合いながら、実戦さながらの練習に励む日々を過ごしてきた。「ヒザの状態はもちろん本人にしか分からない」としながらも「今できる最低限のことはやっていたので、試合になれば相手に関係なく制限している技を出さざるを得ない場面が出てくる可能性もあるけど、ある程度想定しながら練習をやっている。十分やれるんじゃないかな」と期待を寄せた。

 パリ五輪までは残り2年を切った。2連覇に向けて、まずはアジアのテッペンを勝ち取る。