フィギュアスケート女子の全日本ジュニア覇者・島田麻央(13=木下アカデミー)は、名前の由来となった大先輩の背中を追いかけている。
自身初となる全日本合宿(9日、長野・軽井沢風越公園アイスアリーナ)に参加した島田は、4回転トーループを着氷するなど、高難度のジャンプを披露。「まさか参加させていただけるとは…。シニアの人とはスピード感とか違うし、一緒に練習できるなんて、なかなか経験できないことなのでよかった」と初々しい表情を浮かべた。
ひときわ輝きを放つヒロイン候補だが、国際スケート連盟(ISU)は先月に年齢制限の上限を変更。「五輪前年の7月1日時点で17歳以上」という条件に満たない島田は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に出場できなくなった。しかし、当の本人は「全然残念とは思っていない。まだまだ実力が足りていない。出られる年(30年)の五輪で代表に選んでいただけるように、これからも変わらずに頑張っていきたい」と言い切った。
視線の先にあるのは、札幌市などが招致争いを繰り広げる30年の五輪だ。「一年一年大切にして、1年ごとの目標を達成して、五輪の時には完璧な状態で行きたい」と力強く語った上で「自分が出られる五輪がその年(30年)なので、日本で開催されたらうれしい」と笑みをこぼした。
くしくも名前の由来となった浅田真央さんも、年齢制限の影響で06年トリノ五輪に出場することができなかったものの、10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得。「浅田真央さんも(トリノ五輪は)出られなかったですけど、次の(バンクーバー)五輪でいい成績だったので、自分もそんな演技ができたら」と決意にブレはない。
坂本花織(シスメックス)が銅メダルに輝いた北京五輪を見て「すごいなと思った。自分が出られる五輪のときには出たいなと思って見ていた」と刺激を受けた島田。まずは8年後に向けて、じっくりと力を蓄える。












