森保ジャパンが11月開幕のカタールW杯メンバー発表前最後の実戦となる9月の2連戦(ドイツ・デュッセルドルフ)を控え、FW大迫勇也(32=神戸)の復活の行方に注目が集まっている。

 森保一監督は24日に欧州視察へ出発。成田空港で取材に応じた指揮官は米国戦(9月23日)とエクアドル戦(同27日)について「W杯に向けての大切な準備となる親善試合。6月はより多くの選手にプレーしてもらうという4試合で戦ったけど、今回はある程度W杯を見据えて選手起用を考えたい」と説明した。本番モードで、いよいよ仕上げの段階に入るというわけだ。

 各ポジションでシ烈なレギュラー争いが展開されている中、特に注目を集めるのが1トップだ。森保体制で絶対的なレギュラーだった大迫が今年に入って負傷やコンディション不良などで2月のW杯アジア最終予選以来、代表から遠ざかっている。それでも8月に入ってリーグ戦で2試合連続先発と徐々に復調。森保監督も16日に「候補に入っている。コンディションが上がっている」と9月の招集を示唆した。

 とはいえ、ベテランだけに実際の状態が気になるところ。18日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で対戦した横浜MのFW仲川輝人は「サコくん(大迫)に結構ボールを収められた。やはりすごくいい選手で収める力がある」と証言しており、本来の力を取り戻しつつあるようだ。

 一方で、1トップ争いで強力なライバルのFW古橋亨梧(セルティック)は3試合連続ゴールと開幕から絶好調。W杯の大舞台でスタメン奪取へ、9月に〝ガチンコ勝負〟が繰り広げられることになりそうだ。