ソフトボール女子日本代表の後藤希友投手(21=トヨタ自動車)が〝レジェンド超え〟に意欲を燃やしている。
日本代表の投手陣は、長年にわたって上野由岐子(ビックカメラ高崎)がけん引。昨年の東京五輪でも4試合389球を投げ切り、金メダルの立役者となった。しかし、40歳になり、日米対抗戦(6~8日)は、コンデション不良を理由に登板しなかった。そんな中で、次世代のエースとして期待されているのが後藤だ。
東京五輪では10回3分の2を投げ、22奪三振で無失点の快投を披露。一方で、本人はかつて本紙に「一歩でも上野さんに近づけるように、上野さんを超えられるように、自分がもっと練習しないといけない。あの年齢まで続けられる精神力であったり、体は本当に必要だと思うし、自分自身も上野さんのようなストイックさは必要不可欠」と語るなど、上野との差を痛感していた。
そこで、現在はコントロールや変化球の精度だけでなく、メンタル面も強化してきた。1勝1敗で迎えた日米対抗戦第3戦(8日、横浜スタジアム)では、強力打線を3安打完封。チームも1―0で勝利を収め、実力を証明した。それでも後藤は「自分自身の立場を自覚しないといけない。もっと上のレベルを目指して、中心となって投げるという気持ちを改めて持たないといけない」と満足はしていない。
宇津木麗華監督(59)も「いつか上野みたいになってほしい。連投とかもできるようになってほしい」と期待を寄せる逸材。競技復活を目指す2028年ロサンゼルス五輪に向けて〝大黒柱〟の名を揺るぎないものにする。












