東京五輪柔道女子52キロ級金メダルの阿部詩(21=日体大)は、グランプリ・ザグレブ大会(15~17日、クロアチア)で国際大会に復帰する。
昨秋に両肩の関節唇修復手術を受け、復帰戦となった4月の日本選抜体重別選手権は準決勝を棄権。今回は昨夏の東京五輪後、初の国際大会となる。「肩の状態も体のコンディションもいい感じ。あとは試合をやるだけ」。10月には世界選手権(タシケント)も控えており、〝ぶっつけ〟を避けるため今回の出場を選んだ。
柔道女子日本代表の増地克之監督(51)は「100%ではないが、しっかり準備をしているし、調子は上がっている。今回が本当の意味での復帰戦。勝つに越したことはないが、試合ができる状態に戻っているか見極めたい」と語った。
東京五輪へ金メダルを獲得し、ライバル勢からマークされる立場だけに、さらなる進化を求める。「研究される中で自分の柔道をやっていきたい。私の持ち味の豪快に投げる柔道はさせてくれないと思っている。足技からつないだり、立ちから寝の移行のはやさ、組手の丁寧さをしっかり考え、何分でも戦える体力を意識しながら練習をしている」
最大目標は2024年パリ五輪での連覇。「一つひとつの試合を戦っていく中で課題を見つけて、それを克服して強くなっていきたい」と力を込めた。












