北海道長万部町は23日までに、飯生神社敷地内の松林の中で高さ約30メートルまで噴き出している水を専門機関が調べた結果、水温は21・5度で、低い温度の温泉水と推定されると発表した。人体に影響がある有害物質は検出されなかった。ただ食塩泉のため周囲で塩害が起きる可能性があるという。

 町によると、8日夕に水柱が出現してから2週間以上が経過したが、勢いは衰えていない。近隣住民からは水しぶきや騒音などの被害を訴える声があり、町は噴き出し口に防音シートを設置するなど対策を急いでいる。

 科学問題研究家の阿久津淳氏はこう語る。

「水柱が発生した8月8日といえばライオンズゲートといわれ、スピリチュアルなラッキー日でした。ゲートが開き、宇宙からのエネルギーが地球に降り注ぐのです。しかも飯生神社の敷地内とあっては、神様の贈り物のイメージですね」

 とはいえ、地元住民にとってはうるさくて眠れない日々が続いて大変だろう。長万部町史には、今回の現場付近で1958~59年に民間業者が地下資源を調査するため掘削を行い、61年に「ガスと油」が2日ほど噴き出したとの記載がある。今回は約2週間も続いている。

「長万部といえば、由利徹さんの『オシャ、マンベ』というギャグしか思いつかない人もいるかもしれません。しかし、ピンチはチャンスと考えれば、観光や地域活性化につながらないでしょうか。硫黄の影響で健康被害になるのは勘弁ですが、長万部名物かにめしを超えるビジネスチャンスととらえては、と願いたいですね」と阿久津氏は話している。