ロシアで、ハンバーガー店の従業員がハンバーガーに唾を吐く様子を写した〝バイトテロ〟動画が拡散し、従業員はすぐに解雇された。ロシアメディア「ロストフ・ガゼータ」が先日、報じた。

 ロストフ州カメンスク=シャフチンスキー市にあるハンバーガーチェーン「フクスノ・イ・トーチカ(おいしい、それだけ)」で、従業員がハンバーガーを包装する際に唾を吐いたのだ。その様子をとらえた動画がSNSテレグラムなどに公開されたことで、SNSが大騒ぎとなり、従業員は即日解雇された。

 事件を起こしたニキータという匿名の男性は「客の失礼で攻撃的な態度になった」と釈明した。

 ニキータ氏によると、事件は14日夕の勤務中に発生した。ドライブスルーで5人の客が次々に注文してきた。そのうちの1人が「早くしろ」と叫び始め、ニキータ氏に対し「殴る」と脅迫してきたという。この心理的プレッシャーのせいで、怒りを爆発させてしまったという。

 ニキータ氏に不審を抱いた客の1人がスマホで撮影していた。

 ニキータ氏はこの店舗で約1年間勤務しており、これまで問題を起こしたことはなかった。事件の日は、6日連続夜勤だったという。

 フクスノ・イ・トーチカは「彼の行動はわれわれの価値観に沿わなかった」と解雇を認めた。

 2022年のウクライナ侵攻後、マクドナルドがロシアから完全撤退。ロシアの実業家が代わりにフクスノ・イ・トーチカを展開した。あるSNSユーザーは「マクドナルドを復活させてくれ」とコメントしている。