小池百合子東京都知事がついに参院選(22日公示、7月10日投開票)で動いた。18日、小池氏は元秘書でファーストの会から東京選挙区(改選数6)に出馬予定の荒木千陽氏の街頭演説に駆けつけた。

 マイクを握った小池氏は「こうやって新宿西口で演説するのも久しぶり」と話していたが、確かにこれまでは荒木氏とともに集会に出るなどしていたが、街頭に立つことはなかった。

 都民ファーストの会関係者は「溜めに溜めていました。公示前にはやろうと思っていましたよ。公示後だとメディアは大きく報じられないじゃないですか。だから公示直前の土曜日というのはいいタイミングでした」と明かした。 

 小池氏は「荒木千陽は私の長年の相棒であります。国会議員時代の秘書で都民ファの代表を務めた。東京都はどうあるべきか、私に何度も陳情・要望に来てくれた」と紹介。そんな荒木氏は選挙情勢調査で6番手争いをしている状況だ。

 れいわ新選組の山本太郎氏、日本維新の会の海老沢由紀氏らとしのぎを削っている。前出の都民ファ関係者は「維新には負けないぞっていう思いは強いです」と意気込む。大阪が本拠地の政党には是が非でも勝たないと〝都民〟ファーストの名が廃るというわけだ。

 小池氏も意識しているのか、新型コロナウイルス対策に触れるなかで、「OECD(経済協力開発機構)で現時点で日本は死亡率は38か国中で一番少ない。東京においては例えば大阪と比べてみても500人死亡者が少ない。戦略的に変異株にともなう必要なものはなんなのか、しっかりと対応してきた結果にほかならない」と大阪を引き合いに出してみせた。

 東京VS大阪の戦いとなるのか。