19日の東京スポーツ新聞社制定「2016年度プロレス大賞」授賞式で“女子レスリング同窓会”が実現した。レスリング特別表彰を受賞したリオデジャネイロ五輪女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(23=東新住建)、同63キロ級金メダルの川井梨紗子(22=至学館大)、同69キロ級金メダルの土性沙羅(22=同)が、レスリング出身で新人賞を獲得した橋本千紘(24=センダイガールズプロレスリング)と再会。旧知の最強4人娘が異分野での共闘を誓い合った。
登坂:「ちっち」(橋本)がプロレスラーになった時、プロレス大賞で一緒になれたら面白いなあって思ったんですよ。でも私たちもチャンピオンにならないとダメだし、ちっちも結果を残さないといけないから、どうかなと。まさか1年目で実現とはびっくりです。
――3人との出会いは
橋本:絵莉とは中学3年の時、レスリングを始めて3日ぐらいで富山に遠征に行った際に、絵莉の家に泊まった時です。
登坂:そうなんですよ、福井(橋本の出身地)のチームとうちのチームが仲良くて家に泊まったんです。
橋本:梨紗子ちゃん(石川県出身)は福井での練習の時とかいた?
川井:いましたよ。私はずっと知っていました。ちっちさん、怖かったです。近寄りがたかった。年上って分かってたし。
橋本:沙羅ちゃんとは中3の時に試合したよね。めっちゃ、首投げされた…。そのまま押さえ込まれて、速攻終わりました(笑い)。
――土性選手とは高校進学後も何度も対戦した
橋本:なんか岩と戦っているみたいでした…(一同大爆笑)。
登坂・川井:わかる~。
土性:わかんない~。
川井:っていうか、威圧感すごくないですか?
橋本:本当。「今日はぶっ飛ばされないように」って思ってた。
川井:2人、めっちゃ試合やってますよね。
橋本:何回やってるかわかんない。でも、勝てなかったので…。沙羅に勝つ人とかいるのかな?
土性:でもちっちさん、どんどんやりにくくなっていきました。フォールなどで勝てていたのが、判定勝ちになったりしましたから。
橋本:(しみじみ)うれしいなあ…。
登坂:しみじみするな!(笑い)。
――プロレスの印象は
登坂:私は絶対できない。怖い。去年の4月にちっちの試合を見たけどとても痛そうだった。
川井:痛くないんですか?
橋本:痛いけどね…。
土性:父がプロレス好きで、たぶん幼稚園のころにプロレスを見に連れて行かれて、怖くて“ぎゃん泣き”しました。相当怖かったから、覚えている。
川井:私も小学校の時、新日本プロレスを2回ぐらい見ました。でも危ないですよね。場外落ちているのにまだ続けるとか、痛い~。
登坂:髪の毛も引っ張られたりね。
川井:楽しいですか?
橋本:まあ、楽しいときもあれば…。同じです、レスリングと。
登坂・川井・土性:うーん(とうなずく)。
――リオ五輪での3人の活躍は
橋本:ずっと見てました。同世代が五輪の舞台で堂々と戦って金メダル取る姿に刺激された。それで(仙台女子の)ベルトを取ることができた。この間、取られちゃったんですけど。
登坂:アジャ(コング)に。アジャ、強い~。
橋本:今の目標はベルトをセンダイガールズに戻して、ベルトの価値を上げること。今年は女子プロレス大賞じゃなく、MVP(最優秀選手賞)になれる活躍をしたい。
登坂:過去に女性でいるのかな?
――いません
登坂:おっ! 革命や。
――3人も橋本選手に刺激を受けたのでは? 今年の目標は
登坂:他の分野で活躍する選手に負けないようにレスリング界で勝ちたいなと思う。まずはケガ(左足親指)を治すことが一番。世界選手権(8月)も目指しますけど、そのために焦る必要はないと思っています。
川井:ちっちさん、違う分野ですごい活躍されている。自分もまた頑張ろうと思う。今年は58キロ級の世界選手権で金メダルを取りたい。
土性:刺激を受けながら、もっと上を目指して頑張りたいと思います。私も今年は世界選手権で金が目標です。
――3人にエールを
橋本:ぜひ、もっともっと女子レスリング界を盛り上げて「橋本2世」をプロレス界に送ってください。
登坂・川井・土性:(爆笑!)












