ブラジル代表が長年懸案とされてきた〝FWネイマール依存問題〟が解決したとアピールした。

 6日の日本代表戦(国立)へ向けて5日に公式会見を行い、チチ監督と日本でもプレーしたサンパイオコーチが出席した。

 現状のチームづくりについてチチ監督は「この4年間のサイクルの中で、私はより時間を与えられて、より多くのミスをして、より多くの正しい決断をした。その中で新しい世代がたしかに台頭してきた」と若手が続々と主力に成長してきたと胸を張った。

 そして、隣にいた分析担当のサンパイオコーチが続けて説明。「今、経験のある選手と東京五輪世代が融合して、非常にうれしい問題になっている。特にFW陣で、スピードがあって創造力のある際立った選手が加わった。ネイマールへの依存度というのがこれまでのブラジルの問題だったが、それについてはネイマールの肩の荷が下りた印象を受けている」

 これまでブラジル代表では前線のストライカーで安定して力を発揮できる選手がネイマールに限られ、相手から包囲網を敷かれて負担が大きくなっていることが課題と指摘されてきた。

 しかし近年、急速に有力な若手が台頭。スペインの名門レアル・マドリードで新たなエースとして期待されるFWビニシウスや、東京五輪でエースとして大活躍したFWリシャルリソン(エバートン)など強力な攻撃陣を形成。ネイマール頼みではなくなったとブラジル代表の首脳陣は自信を深めているのだ。

 ブラジルの放送局「グローボ」は日本戦に向けて「MFラフィーニャ、FWルーカス・パケタ、FWネイマール、FWビニシウスによって攻撃的なカルテットが登場する」と報道。ネイマールとビニシウスの新旧エースコンビが満を持してそろって先発すると予想した。

 森保ジャパンはブラジルが誇る最強コンビを止められるのか。