着実に進化を遂げている競泳日本代表の瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)が5日、世界選手権(日本時間18日開幕、ブダペスト)前最後となるレース(相模原市水泳公認記録会=神奈川・さがみはらグリーンプール)に出場。午前中の400メートル個人メドレーで4分13秒64、午後の200メートル個人メドレーは1分57秒80を記録した。

 最大の目標は2024年パリ五輪での金メダル。「世界選手権に向けての練習はしていない」と先を見据えたトレーニングに励む一方で「この大会で収穫だったのは、平泳ぎの安定さ。なんかすごくまた新しい平泳ぎになってきている。個人メドレーでの平泳ぎがすごく大きく、そして自由形に少しタメを作るような泳ぎができているように感じた」と納得の表情。猛練習を重ねる中で、確かな手応えを口にした。

 3月からは、16年リオデジャネイロ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵氏を育てた東海大学水泳部監督の加藤健志氏に指導を仰いでいる。加藤氏によると、まだ平泳ぎについて基礎的な内容しかアドバイスを送っていないが、瀬戸は「個人メドレーの平泳ぎは自信を持って泳げている。足が変わってきて、4泳法ともだが、足がどんどん使えるようになってきて、特に平泳ぎでの足の使い方で感じている。正直今はランニングをする余裕はないけど、ウエートトレーニングや練習中の指導で使えている感じがしている」と早くも〝加藤氏効果〟を実感している。

 パリ五輪まで逆算する上で、現在は基礎固めの時期。焦ることなく一歩ずつ金メダルロードを駆け上がっているようだ。