東京五輪柔道女子52キロ級金メダルの阿部詩(21=日体大)が順調な回復ぶりをアピールだ。

 昨秋に両肩の関節唇修復手術を受けた影響で、先月の全日本選抜体重別選手権は準決勝を棄権。「練習を始めて2週間でこの試合だった。1回戦に出て、まだ肩の状態が不安定だったので棄権させていただきました」と話していた。

 それでも、世界選手権(10月、タシケント)の代表に選ばれた詩は、山形・上山市で行われている全日本女子合宿に参加。肩の状態は「だいぶよくなってきています。まだ完全に100%の自分ではない」としながらも「ゆっくり時間をかけて、10月に最高のパフォーマンスにできるように仕上げていきます」と見通しを語った。

 日体大の関係者も「肩はだんだんよくなっていますよ。状態はここから上がってくると思います」と明かすなど、着実に復活ロードを歩んでいる中、2日は午後からクロスカントリーなどのトレーニングを実施。「いつもと違う景色と環境で気持ちよさもあり、刺激が入りいいトレーニングでした」と収穫を口にした。