ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(69)の〝愛人説〟が流れている2004年アテネ五輪新体操女子金メダリストのアリーナ・カバエワ氏(38)が、同国の有力選手を集めて〝ロシア軍礼賛イベント〟を開催した。
カバエワ氏はスイスで極秘生活を送っているとされていたが、23日にモスクワで自身の慈善団体が主催する新体操イベントで久しぶりに公の場に姿を見せた。
しかし、このイベントの内容が物議を醸している。
ロシア放送局「マッチTV」によると、新体操の有力選手が数多く参加。その上で「イベントのライトモチーフ(主題動機という音楽用語)は、ソビエト兵士による独白だった。ロシア全土と近郊の同僚たちが、ソ連軍の偉業や戦線の英雄、兵士の母親、レニングラード包囲戦に関する内容を捧げた」とイベントが新体操とともにロシア軍を称賛する内容が色濃いものになったことを紹介した。
カバエワ氏はイベントのテーマについて「私はこのプロジェクトを誇りに思っている」とした上で「たくさんの子供たちが来てくれた。これは私たちの国だけでなく、すべての家族にとっての休日だからだ。決してそれを忘れず、世代から世代へと受け継がなければならない」と説明。そして「すべてのアーティストやアスリートに感謝したい。来る戦勝記念日を祝福する」と語った。
また、新体操でロシア独自の新ルールを導入する動きがあることについて「とてもうれしい。ロシアは常にトレンドセッターであり、このスポーツは我々の国で生まれたものだ。競争が国内のみで行われる場合は、ロシアの新体操が勝つだけだ」と歓迎。この独自ルールでは難易度の高い技の制限がなくなり、より採点に反映されるもので選手のレベルが上がると指摘した。
最近はフィギュアスケート界で〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏が同じようにロシア軍を礼賛するアイスショーを開催して波紋を呼んだばかり。こうした動きに連なるカバエワ氏の愛国イベントは、プーチン大統領との蜜月関係も相まって大きな注目を集めそうだ。












