ロシア政府のスポーツ副大臣を務めるオーデス・ベイスルタノフ氏が、出場禁止となった北京パラリンピックに代わって独自に開催した〝ロシア版パラリンピック〟の閉会式で大会の成功を自画自賛した。

 ウクライナ侵攻による制裁のため、ロシアとベラルーシは北京パラリンピックの開幕直前に除外が決定。それを受けてロシアは、自国のハンティマンシースクで独自のパラリンピックを開催した。

 ロシア国営通信社「タス通信」によると、大会の全日程を終えた20日に行われた閉会式でベイスルタノフ副大臣は「友情とスポーツの素晴らしい祭典だった。ロシア連邦は、最高レベルのスポーツ大会を可能な限り短期間で準備し、開催できることを改めて証明した。大会期間中、ハンティマンシースクはパラリンピックの首都となった。地球上の最高のアスリートたちがここに集結した」と賛辞の言葉を並べて、〝本家〟よりもハイレベルな大会になったと主張した。

「ロシア、ベラルーシ、アルメニア、タジキスタン、カザフスタンの140名以上の選手の輝かしい勝利、めざましい活躍を目の当たりにしてきた。パラリンピアンは我々の真のヒーローであり、不屈の精神のお手本だ。選手たちが世界中を感動させ、驚かせるような高いレベルの結果を出すことを保証してくれたコーチやすべての関係者に感謝する」と他の参加国も含めて称えた。

 同通信社によると、大会は6種目が行われ、ロシアが金メダル39個、銀メダル40個、銅メダル27個と計108個のメダルを獲得して国別1位に輝き、ベラルーシが同16個、アルメニアが同1個で続いた。

 ロシアは国威発揚の場として独自開催のパラリンピックを利用しているようだ。