元衆院議員で元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が9日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、ロシアのプーチン大統領の心理状態を分析した。
番組では、英紙「タイムズ」が7日に報じた、ロシアの情報機関FSB(連邦保安局)の内部文書を紹介。真偽は不明だが、文書では「ウクライナ侵攻は完全な失敗」と明記され、ロシア軍の死者がすでに1万人規模に上っていることから「ロシアは追い詰められている。勝利の選択肢はなく、敗北のみだ」と指摘しているという。
ロイター通信の報道によると、米国のヘインズ国家情報長官は8日、米下院情報委員会で「ロシアのウクライナ侵攻が失敗したり、国際的な制裁に伴う経済的苦境が強まったとしても、プーチン大統領が身を引く可能性は低く、むしろ攻撃がエスカレートする可能性がある」と言及。
CIA(米中央情報局)のバーンズ長官は「プーチン氏は今怒っているし、いら立っていると思う。彼は民間人の犠牲を顧みず、ウクライナ軍を粉砕しようとする可能性が高い」と、戦況に伴うプーチン氏の心境の変化を分析しているという。
これを受け、若狭氏は検察官としての経験を踏まえ「侵攻が失敗だったということになったとしても、プーチンさんにしてみると、今はほとんどそういうものに耳を貸さないし、もはや暴走している。私の経験からすると、プーチンさんは犯罪者だと思っているんですけど、犯罪を犯す際というのは天秤構想、どちらが得かという発想ではなく、やみくもに突っ走ってしまうという傾向がある。ですから、こういう文書があって、あるいは経済制裁されてとしても、突っ走るところまで突っ走っていくというのが今の危険なプーチンさんだと思います」と犯罪者心理として分析した。












