ロシアがウクライナ侵攻により除外された北京パラリンピックの代替大会を、3月20日以降にハンティマンシスクで開催する見通しとなった。

 ロシアは同じく北京パラリンピックへの出場を禁止されたベラルーシも招待して代替大会の開催を決定。ロシア国営通信社「RIAノーボスチ」はロシアパラリンピック委員会(RPC)のパベル・ロズコフ会長代行の話として「ドミトリー・チェルニシェンコ副首相が開催を命じた大会は、ハンティマンシスクで開催される。3月20日~30日の間に3、4日間の日程で行われる」と報じた。

 ハンティマンシスクは2015年にパラリンピックの参加対象ではない聴覚障がい者の選手が出場する「デフリンピック」が開催されている。同通信社によると「ロシアとベラルーシの選手が開幕から参加するが、すでに他国からの関心もあり、この問題に取り組んでいる。賞金はパラリンピックで獲得したメダルの額と同じになる」と指摘。すでに親露国から参加の問い合わせがあるようで、選手への報奨金もパラリンピックの規定と同額が支給される。

 ロシアは国際スポーツ界からの制裁への対抗措置を多角的に検討しており、まずはパラリンピックの代替大会が最初の一手になりそうだ。