日本政府は4日午前、新型コロナウイルス対応を巡り、専門家らによる基本的対処方針分科会を開いた。まん延防止等重点措置の期限を6日に迎える31都道府県のうち東京、大阪など18都道府県について21日までの延長を諮問し、福岡など13県の解除も求めた。了承を得た後、国会報告を経て、夜にも正式決定する方針だ。
マスク着用がさらに長期化する中、医療関係者からマスク着用の弊害を懸念する声が上がっている。都内の呼吸器内科医は「マスクを着用すると、自分が吐き出した二酸化酸素をまた吸ってしまう。鼻呼吸では息苦しくなるので、口呼吸になりがちなんです」と語る。
口呼吸は万病の元と言われているが、マスクでの口呼吸の弊害は虫歯や歯周病にも見られる。
東京・渋谷区の小谷松歯科の小谷松人志院長は「口を閉じていれば、口の中は唾液で潤っている状態で、唾液の作用として悪いばい菌をやっつけてくれる。唾液には抗菌作用や自浄作用があるから、虫歯や歯周病の予防の一つになっている」と説明するが、マスク着用で口呼吸が常態化してしまっている。
「口の中の唾液は乾いてしまい、抗菌作用や自浄作用の効果が薄れてしまう。虫歯や歯周病は細菌感染症なので、口呼吸により細菌が増えたことで発症したり、悪化したりする。増えた細菌は口臭の原因にもなります。歯科分野でもマスク着用の弊害を訴える患者が多くなりました」(小谷松院長)。予防としてはマスク着用時も、なるべくゆっくり鼻呼吸することを心がけることだという。












