第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間=甲子園球場)の組み合わせ抽選会が4日に大阪市内で行われ、初戦のカードが決定した。初出場6校、強豪、古豪が名を連ね、花巻東・佐々木、大阪桐蔭・前田、九州国際大付・佐倉、広陵・真鍋の新2年生〝BIG4〟に注目が集まる今大会。群雄割拠の戦いを制し、紫紺の優勝旗を手にするのはどこか。優勝の行方を占った。
本命に推すのは神宮大会覇者の〝西の横綱〟大阪桐蔭だ。最速147キロエース・別所を中心に145キロの長身右腕・川原、左腕・川井、そして秋大会でチーム最多の11試合に登板し、防御率0・78と圧倒的な内容を見せた前田ら、投手陣は盤石。打線も神宮大会で13打数8安打2本塁打の大暴れした松尾を軸とし、リードオフマンの伊藤、俊足巧打の海老根、主将の星子らしぶとい打者がズラリ。ずぬけたスターはいなくとも投打に全国屈指の戦力を誇り、聖地9度目のVに視界良好だ。
対抗は超強力打線の九州国際大付(福岡)だ。俊足の1番・黒田、3番・大島は秋大会で4割をマークし、注目の4番・佐倉は西武・森をほうふつとさせるフォームで本塁打を量産。主将&捕手&投手の三刀流・野田、一発のある白井、小田原も勝負強い。技巧派左腕のエース香西はスライダー、チェンジアップのコンビネーションで安定感があり、守備力も高い。神宮大会準決勝で敗れた大阪桐蔭にリベンジを期している。
東北勢なら注目度ナンバー1スラッガー・佐々木麟太郎を擁する花巻東(岩手)が頂点をうかがう。1年生・佐々木は神宮大会で打率6割、2本塁打と大暴れし、高校通算50本塁打と怪物ぶりを発揮。ただ「胸郭出口症候群」で昨年12月に両肩手術に踏み切っており、大会までの回復具合が気になるところだ。田代、菊池敏ら俊足の左打者が並び、エース左腕の萬谷を盛り立てる。
神宮大会準Vの広陵(広島)も総合力トップクラス。〝広陵のボンズ〟と注目の真鍋、内海の左の強打コンビを中心に切れ目のない打線を誇る。投手陣は森山と松林がエースの座を競い、二刀流・内海もリリーフで控える。
他にも大会屈指の好左腕・森下と速球派右腕・平野の2枚看板を擁する昨夏ベスト4の京都国際、武田、小久保ら一発のある打者がそろう関東大会覇者の明秀日立(茨城)も上位進出を狙える戦力だ。












