“令和の怪物”同士のバトルが実現!? 日本サッカー協会は30日、国際親善試合パラグアイ戦(9月5日、カシマ)とカタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(同10日、ヤンゴン)に臨む森保ジャパンのメンバー23人を発表した。“日本の至宝”ことMF久保建英(18=マジョルカ)が選出され、W杯予選デビューへ向けて注目度は急上昇。同世代で同じく海外からも注目を集める野球の高校日本代表・佐々木朗希投手(17=大船渡高)との、まさかの“場外戦”も勃発しそうだ。
いよいよ始まるカタールW杯への道。MF中島翔哉(25=ポルト)、MF堂安律(21=PSVアイントホーフェン)、MF南野拓実(24=ザルツブルク)の“三羽ガラス”が順当に選出される一方で、MF香川真司(30=サラゴサ)は外れ、フレッシュな陣容で船出する。中でも最も注目を浴びるのは“日本の至宝”の久保だ。
「彼のプレーが代表チームでも力になると思い、招集した」と森保一監督(51)は実力を高く評価。久保はスペイン1部レアル・マドリードから同マジョルカに期限付き移籍した直後で、前節の試合は欠場したものの「Rマドリードのプレシーズンマッチ、トレーニングにも参加して、ちょっと前にも90分間の試合をしてコンディションは問題ない」と指揮官は戦力として信頼を寄せている。
まだ18歳で6月にA代表デビューを果たしたばかりだが、期待は膨らむ一方だ。「まずは持っているものを全て出すこと。そして彼自身がもっと成長するために、ギラギラしたものを見せてほしい」と森保監督は背中を押す。若手時代のMF本田圭佑(33)が“オレ様流”で代表のエースにのし上がったように、もっと「我」を出してリーダーになれというメッセージだ。
次期エース候補として活躍に注目が集まる久保だが、ピッチ外でも存在感を増している。
「6月に久保選手が出場した試合では、想定していた以上に数字が良かった。注目度が高いことが裏づけられたと思う」と話すのは、久保がA代表デビューを飾った6月9日のエルサルバドル戦を中継したTBS関係者だ。その試合の視聴率は平均13・8%を記録。今年に入って日本代表の他の親善試合が10~11%と低迷する中で際立った数字を残した。エルサルバドル戦が行われた日曜日は同時間帯に特番や人気バラエティーが組まれ、事前には苦戦が予想されていたが、合格点の数字を残したことで久保が“持ってる男”として証明された格好だ。
それだけではない。大手広告代理店関係者によると「大手企業がすでに久保選手に注目しているが、野球の佐々木選手への関心も同様に高い。スポーツメーカーではなく、一般的な業種だとアスリートを同時に何人も起用することはないし、同じ世代の2人がどれだけの可能性があるか(各企業が)状況を見極めている」。
自動車や保険、金融、通信、交通系など誰もが知る超一流企業は、トップアスリートをCMに起用してブランドを高めるケースが多い。また各企業とも新時代へ向けて新たなスターの誕生を待望している。佐々木のプロ野球入りは確実。今後は競技の枠を超えて“令和の怪物”と称される久保と佐々木が、新CMスターの座を巡って激しいバトルを繰り広げることになりそうだ。
注目度が青天井の至宝が、森保ジャパンの“顔”になる日も近い。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)












