中日の平田良介外野手(34)が二軍・読谷から今季初めて一軍に合流し、存在感を発揮した。

 20日の阪神との練習試合(宜野座)で「5番・左翼」で先発出場。6回に昨季10勝を挙げた伊藤将から右前打を放ち、3打数1安打だったが「投手の投げたボールとの距離感をアジャストしていかなければならないので、まだまだです」と気を引き締めた。

 2回は無死一塁で遊ゴロも併殺崩れで一塁走者となると、続く木下の左翼への二塁打の間に一気に生還。「足も動けていたし、良い動きができていた。これを継続してハツラツしたプレーをしたい」と前向きに話した。

 今後について立浪監督は「もう少しファームで調整して3月に戻ってからどこかのタイミングで上げたい」とし、一軍合流はこの日のみとなったが「昨年よりずいぶんいい。左翼のポジションは決まったわけではないので十分チャンスはある」と期待を寄せた。

 その上で指揮官は「何よりも、今年はレギュラーからスタートしないということで、あの走塁にしてもそうだし、何とかつないでという右前安打もそうだし、もっとああいう必死な姿勢を、チャンスをもらっている若い選手も見習ってもらいたい」と目を細めた。

 昨年7月に「異型狭心症」で体調を崩すなど、21試合で打率1割5分5厘と不本意な成績で終わった平田。契約更改では1億5000万円の大減俸となったが、今季は巻き返しに燃えている。(金額は推定)