新日本プロレス19日の札幌大会で、IWGP世界ヘビー級王座次期挑戦者の内藤哲也(39)が現王者オカダ・カズチカ(34)との前哨戦でベルト取りに大きく弾みをつけた。

 内藤は20日札幌大会でオカダに挑戦する。ここまで今シリーズは12戦すべてでチームが勝利を収めており、最後の前哨戦となったこの日は鷹木信悟、高橋ヒロムと組んでオカダ、永田裕志、小島聡組と対戦した。

 シリーズを通じてオカダの左ヒザと首に攻撃を集中させてきた内藤はこの日も低空ドロップキック、変型ネックロックで王者を攻め立てる。マネークリップで反撃を許しながらもフライング・フォアアームを決めていく。

 さらに試合終盤には両軍入り乱れる乱戦からオカダにコリエンド式デスティーノをさく裂させる。鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで永田を沈めチームの勝利が確定すると、場外でグロッギーのオカダをカバー。そのままヒロムに3カウントを叩かせると、不敵な表情で勝ち誇った。

 これでオカダとの前哨戦を〝13戦全勝〟で終えた内藤は「まあ前哨戦ってのは挑戦者が勢いをつけなきゃいけないのは当たり前。大事なのはここからだよ。前哨戦で勝った者は本番のタイトルマッチで勝てないなんて話をよく聞くけど、明日俺がその常識をぶち破ってみせるよ」と豪語。新日本最強の男・オカダを相手にしての〝完全試合〟に王手だ。