北京五輪スピードスケート女子1000メートル(17日、国家スピードスケート館)で小平奈緒(35=相沢病院)は1分15秒65で10位に終わった。2018年平昌大会からの連覇に挑んだ500メートルでは17位。前回銀メダルのこの種目でもメダルを狙いにいったが、表彰台には届かなかった。

 小平は「年が明けてから一度、絶望的な状況に陥ってしまって。この大会に間に合うか心配だったんですけど、少しでも希望を見ることができたので。最後、成し遂げることはできなかったんですけれど、しっかりと自分なりにやり遂げることができたのかなと思っています」と目に涙を浮かべながら感想を語った。

 今大会最後のレースを終えて「今日はもう、楽しんでスケートをすることが多くの皆さんの心に響く滑りだと思ったので。自分自身も心からスケートを楽しもうと思ってスタートラインに立ちました。痛みとか、やるせなさとか、じわじわと体からにじみ出てくるようなことも、しっかりとその都度のみ込んで、自分なりに乗り越えてこれた。前に進むために本当に多くの皆さんに支えていただいたので、その感謝の気持ちを持って滑ることができたので良かったのかな」と振り返った。