北京五輪のスノーボードハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が、隣国韓国でも大絶賛されている。
平野歩は11日の決勝で2回目に「最高難度」の大技トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)を決めるなど圧巻のランを披露。ところがこの時点で2位となる91・75点という結果に、世界中から物議が巻き起こった。中継した米放送局「NBC」の実況席は「正直に言ってこれは茶番だ」とブチ切れ、3回目のランで金メダルが確定した際には「正義の審判が下された! ハーフパイプ史上最高のランでした」とほめたたえた。
NBCに代表されるようにこの鮮やかな逆転劇には世界中のメディアが熱狂したが、最も熱量が高かったのが、隣国韓国の実況だ。3回目のランでは平野歩が技を決めるたびに大絶叫。試技を終えると平野歩が大けがを乗り越えてトリプルコーク1440を完成させたエピソードを興奮気味に伝え、得点が出ると男性と女性の実況者が声を合わせて「歩夢がやっと! やっとぉぉぉぉ!」と絶叫した。
さらに男性の実況者は「NBAのアレン・アイバーソンが言ってたじゃないか! 『バスケは身長じゃない、ハートでやるんだ』と!」と、165センチと小柄な平野歩をバスケットボールで〝小さな巨人〟と呼ばれたレジェンド・アイバーソンになぞらえ称賛。「トリプルコークは身長で飛ぶのではなく心臓で飛ぶんだ!」と、なにげに韻を踏んで平野歩を手放してほめたたえた。
この韓国実況席の熱量の高さには、ネット上からも感動の声が続出。「平野選手の韓国実況の熱量が日韓友好にひと肌脱げそうすぎて笑った」などと、冷え切った日韓関係の改善につながるという指摘まで見られた。












