北京五輪のスノーボードハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が、〝採点改革〟を訴えた。
現在、同種目は100点満点でジャッジされる。11日の決勝では2回目に「最高難度」の大技トリプルコーク(TC)1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)を決めるなど文句なしのランを披露したが、この時点で2位の91・75点で物議を醸した。
では、いったいどのような採点方法であれば、〝フェア〟に感じられるのか。12日の一夜明け会見では報道陣から「フィギュアスケートのように技一つひとつに点数をつけて『TCは何点』のようにして合計点数を出せば公平性は担保できるのでは」という質問が出た。
これに対し、平野歩は「スノーボードって幅広くていろんなスタイルがあって、個々の魅力だったり、自由さも当然一つのカッコよさとしてあるんですけど、それはそれとして切り分けていくべきだと思っている」と、自身の見解を述べた。
続けて「感動だったり、人に与えるものは競技でしか生まれない部分もあると思っているので、その競技の部分で捉えると『高さ』『グラブ(ボードをつかむ)』とか、そういうもの(の採点基準)を整えていくべきだと思いますし、ジャッジの評価もそういう意味ではまだまだちゃんとしていない。今も最大のリスクを抱えてやっている者に対して、もっとしっかり評価をしてジャッジするべきだと思う」と改善の余地があることを強調。
現行の採点方法から「全部を測れる新たな何かシステムというのは、他の競技ではそういうのがあるので、今後はスノボも大会、そうじゃないものと切り分けてやるべき時代になってきたんじゃないかなと思っています」。金メダリストの言葉がスノボ界に一石を投じるか。












