スノーボード男子ハーフパイプ決勝(11日、雲頂スキーパーク)で平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が世界初となる「トリプルコーク1440」を含めた大技を連発し、96・00点で金メダルを獲得した。試合を中継したNHKでスタジオ解説を務めた2006年トリノ五輪代表でプロボーダーの中井孝治さん(37)も思わず涙を見せた。

 1998年から実施されたスノーボードで日本勢悲願の初金メダル。中井さんは涙ぐみながらも「やってくれました」「文句なしの金メダルです」とし「2本目に思ったよりも点数(91・75点)が出なかった」とし、逆転した3本目については「全体的な高さとか改善された。(最後の)テールグラフ1440とか最後までつかんでいたし、完璧でした」と解説した。

 また、中井さんは4位に終わったスーパースターのショーン・ホワイト(35=米国)が平野の頭をなでるなど祝福していたたシーンについて「ショーンも歩夢選手に勝ってほしかったと思っていたんじゃないかな、と僕は思いました」とコメントしていた。