巨人の春季宮崎キャンプに参加中の戸郷翔征投手(21)が10日に、フリー打撃に登板した。

 この日は大城ら捕手陣を相手に67球を投じ、許した安打性の打球は10球ほど。一方で、制球にばらつきが生まれ、ボール球が連続する場面も見られた。

 それでも、手ごたえはつかんだ。戸郷は「初投げにしてはいい感触だったので。まだまだ課題も多いですけど、一安心です」とまずまずの表情。「セットがまだ不安定だったので『そこだけだね』と言われました」と桑田コーチからアドバイスを受けたことを明かした。

 その桑田コーチは、今季の開幕投手候補が4投手にまで絞られていることを明言。戸郷もその中の1人に含まれていることは濃厚だが、当の本人は「まだ意識したことはないですけど、そういう気持ちもありますし。それに向けて各自調整していければ」と、謙虚な姿勢を崩さなかった。

 大役拝命に向けて、やることはまだまだある。「明日か明後日くらいに投げ込めれば、100球前後投げれたら」と、まずは宮崎キャンプ中での仕上げに注力していく覚悟だ。