米飯、麺類、野菜、おかずにおやつから、まさかのあんなものまで…。冷凍食品を利用する消費者が拡大している。ニーズも多様化し、メーカー各社がさまざまな新商品を投入。先日開催され、弊社プロデュースの「東スポ餃子」も紹介された食品卸大手「日本アクセス」の展示商談会には、各社イチオシの新商品がズラリと並んだ。昔は「お弁当に入れるだけ」の存在だった冷凍食品がすごいことになっている!
冷凍食品の市場規模は2019年度が7456億円だったが、20年度は8252億円に伸長。コロナ禍の影響でおうち時間が増え、家庭用が大幅に売り上げを伸ばした。「日経トレンディ」の22年ヒット予測ランキングでも「冷凍食品専門スーパー」が2位にランクインするなど、今後も成長が見込まれる市場になっている。
市場の拡大に伴い、消費者のニーズも多様化している。調理の手間を省いて時間を節約したい、家庭で過ごす時間が増えたことから手作りメニューやスイーツが欲しい、手軽に食べられる酒のつまみ、健康志向の高まりで糖質オフやゼロのもの、手軽に野菜を取りたい、などなど。
こんな要望に対し、メーカー各社も次々と新商品を開発。弊社プロデュース「東スポ餃子」も展示された日本アクセスの展示会「春季Food convention 2022」には、さまざまな冷凍食品が並んだ。
マルハニチロの「WILDish」シリーズはレンジでチンすれば、膨らんだ袋が皿となり、そのままガッツリ食べられる。食べ終わったらゴミとして処分。いちいち皿に移したり、洗い物が面倒という人には何とも便利な一品だ。3月に「WILDish牛ステーキピラフ」が新たにラインアップに加わる。
たらみの「たらみ アイスゼリー」シリーズは、フルーツを惜しみなくそのままイン。溶けて液体になることなく、時間とともに味わいが変化する“シャリ、ぷる、とろ”の新食感を実現。名前の通り、アイスでもない、ゼリーでもない新しい冷凍デザートになっており、スイーツ好きの好奇心と胃袋を満たしてくれそうだ。
健康志向に対しては、動物性原料不使用のニップン「豆腐から作ったお肉のキーマカレー」や、砂糖・糖類ゼロでも、コク深いバニラアイスのおいしさと、ふんわり食感ケーキが楽しめるというロッテの「ZEROアイスケーキ」など多くの商品が送り出されている。
そんな冷凍食品の中で異彩を放つ商品がある。ニチレイの「冷やし中華」だ。
冷凍食品といえば、レンジでチンしてホッカホカというイメージだが、冷たい冷やし中華の出来上がり。秘密は麺の上に乗っている氷だ。同社関係者は「加熱のムラを利用することで氷が解け残り、レンジでチンしても冷たい冷やし中華が食べられます。残った水分とちょうどいいバランスになるようにタレの味を調整しています」。なんでも構想5年の自信作だそうで、CMには「冷やし中華、始めました♪」という歌ネタでおなじみのお笑いタレント・AMEMIYAを起用する力の入れよう。3月1日の発売が楽しみだ。
昔はお弁当に入れるだけというイメージだったが、業界関係者は「コロナ禍で商品の種類が増え、味も格段に良くなっている。冷凍食品には保存料が入ってるとか誤解がありますが、保存料は使っていません。急速冷凍するので菌が繁殖せず安全ですし、生で輸送するより鮮度や味が落ちない。冷凍することで、うまみが増す食品さえあります。また、保管方法や解凍の仕方で味が変わります。もっとみなさんに冷凍食品のおいしさを知っていただきたいですね」と語る。
冷凍食品と侮っていると、人生損をしているかも? 東スポ餃子を含めて、ぜひご賞味あれ!












