元「モーニング娘。」でタレントの市井紗耶香氏(38)が24日に更新した自身のインスタグラムで「夏の参議院選挙の候補予定者を、辞退させていただくことにしました」と報告した。

 市井氏は2019年7月の参院選に立憲民主党から比例で立候補したが惜しくも次点で落選。その後、同党の「つながる本部コーディネーター」に就任し、参院比例総支部長も務め、参院選への立候補を表明していた。

 立候補断念の理由として、コロナ禍において「とりわけ子育てと選挙活動を両立していくことの厳しさも痛感し、こころやからだの健康面をケアしていくことの大切さも気付かされました。子どもを抱えて選挙に出ることは本当にハードルが高く、その結果、女性候補者が少ないことも事実です。与野党を超えて、女性が活躍できる社会となることを願ってやみません」と説明している。

 立民に対しては「じっくり考えさせていただく時間をいただき想いを受け入れてくださった立憲民主党の皆様には感謝を申し上げます」とコメントした。
 立民は昨年の衆院選で枝野幸男前執行部が大惨敗したことを受けて泉健太衆院議員が新代表に選出され、参院選に向けて立て直しを図っていた矢先、市井氏の電撃辞退に見舞われた格好だ。

 立民関係者は「参院選では、多様な人材を求めていたので市井さんの辞退は残念。これでもう我が党とは関係なくなりました」と肩を落とした。

 党内では市井氏が「子育てと選挙活動の両立が厳しい」と参院選立候補を辞退した理由に「違和感が残った」と指摘する声が上がった。

「わが党は支持率で日本維新の会に抜かれてしまい、市井氏に『出ても負ける』と見切りをつけられたのかもしれない。市井氏の参院選公認は枝野幸男前執行部が行った。泉健太体制では戦いたくなかったのか…」(立民議員)

 立民は参院選で市井氏の電撃辞退に影響が出るのか。