11月20日に死去した日本相撲協会の北の湖前理事長(享年62=元横綱)の協会葬が22日、東京・両国国技館で営まれた。
午前11時すぎに八角理事長(52=元横綱北勝海)をはじめ、親方衆や現役力士が国技館正面に整列し、遺骨を持った遺族の到着を出迎えた。午後1時から始まった葬儀・告別式には森喜朗元首相(78)、鈴木大地スポーツ庁長官(48)、角界OBの元横綱朝青龍(35)ら900人の関係者が参列したほか、一般のファンも約1600人が弔問に訪れた。
横綱白鵬(30=宮城野)は「横綱は番付が下がることはできない。そういう重圧を一番分かっていた人だし、土俵から下りれば本当によくしていただいた」。朝青龍は「信じられない。まだ生きているような存在感が残っている。(思い出は)千秋楽の優勝パレードの前に、理事長室でお祝いのビールを一緒に飲んだ。力士をかばってくれる理事長だった」と故人との最後の別れを惜しんだ。
葬儀委員長を務めた八角理事長は「無事に終わってホッとしている。北の湖理事長がご苦労なさって歩んできた道を私たちがしっかり受け止めて、協会員が一丸となっていかなければならない」と神妙な面持ちで話した。
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