全日本プロレスを退団してフリーとなった元横綱曙(46)が、故ジャイアント馬場さん(享年61)の新たな後継者となった。曙は3日、本紙の取材に対し、新会社「王道」を設立することを明かした。馬場さんの夫人である元子氏(75)からも全面支援を約束されており、4日に正式発表。元子氏は秋山準社長(46)率いる全日本プロレスもこれまで通りにサポートする方針で、馬場さんの遺志は、曙と秋山へそれぞれ引き継がれることになった。
――11月2日付で全日本プロレスの取締役を辞任しフリーになった
曙:今後の仕事の窓口などを明確にしたいと思い、新会社をつくることになりました。自分の考え方、気持ちも伝えるためでもあるし、次の世代を育てるためにも。会社名はボクの発案で「王道」です。
――自らが社長となって「王道」を歩む
曙:やっぱりそういう道を歩みたいし、一番合ってると勝手に思ってるんですよ。事務所は馬場さんのご自宅(東京・渋谷区)です。リング上で試合ができても、会社(経営)は何も分からない。元子さんが相談に乗ってくれて、ボクがやろうとしていることに協力していただけることになった。(元子さんから贈られた)キャデラックもそのまま乗ってますよ。
――元子氏には全日本所属時代からかわいがられていた
曙:一番、心配してくれていますよね。全日本は続々とフリーになることを発表した選手もいますが、ボクだけじゃなく、ほかの選手、社員、みんなのことを心配してくれています。
――全日本を離れはしたが、馬場さんの「王道」を継ぐことになった
曙:11月30日に(自宅の遺影に)あいさつに行かせてもらいました。子供の時から知ってる存在だし、日本のプロレス界でどれだけ大きい存在だったか、何年かプロレスをやらせていただいて感じた。ただ、元子さんには「馬場さんは馬場さん、秋山さんは秋山さん、横綱は横綱。マネしなくていいし、マネしてほしくない」と言われています。
――そもそもなぜフリーとなったのか
曙:世の中では「大みそかに試合するから」ってなっているけど、そうじゃないですね。半分、半分。正直言うと今の全日本に何も問題はないんですよ。会場でやってること、試合内容にも。今いる全日本の選手もファンも大好きだし。ただリング以外のことが厳しかったですね…。
――今後全日本とは
曙:それはボクが言う問題ではないと思う。向こうが必要としてくれれば全然(出ることに支障はない)。今後はいろいろな団体に行って全国に「王道」を伝えていきたい。
――新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX」(29、31日、さいたまスーパーアリーナ)ではボブ・サップ(41)と12年ぶりに再戦する
曙:「王道」所属で出ます。第一歩ですから勝ちたいですね。勝たなきゃいけない。
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