今季国内FA権を取得した中日・藤井淳志外野手(34)が、がっくりと肩を落としている。谷繁監督には残留を求められたが、球団フロントからは“放置”されたままだからで「今日(29日)まで球団から何の話さえも言ってきてくれない。ここまで10年やってきて、やっと得た権利なのにこういう扱いを受けるんだなと…。これはないんじゃないか、という寂しい気持ちがある。FAをするとか、しないとかじゃなくて、ただただショックです」という。
チーム内にも藤井に同情の声が多い。「落合GMや球団フロントは何をやっているんだ。FAを取った選手には、それ相応の誠意を見せて普通は話し合いの場を持つものでしょ。これでは藤井に必要ないから出て行けと言っているようなもの。編成についてもGMは監督と話し合いを持った様子もないし、怠慢だよ」とチーム関係者が言えば、別の関係者は「藤井がこのまま流出すれば(藤井の出身地の)豊橋を中心とした東三河のファンが黙ってないよ」と心配している。
「現場の監督から残ってほしいということを言われたことだけが救いですし、谷繁監督にはお世話になっているし、このチームが好きだし、地元でもあるので、今、ここでこんな球団なんてやってられるか、出ますよ、とは言わないけど、残ります、とも言えない」と話した藤井だが「今後、球団から慰留されたら? いまさら、もういらないです」とも。現時点ではFA宣言濃厚だ。












