女子プロレス「スターダム」18日のエディオンアリーナ大阪大会で行われた「敗者強制ユニット脱退キャプテンフォールマッチ」で、クイーンズ・クエスト(QQ)のリーダー・渡辺桃(21)が衝撃の大江戸隊入りを果たした。

 大江戸隊のスターライト・キッドの激しい抗争を繰り広げていた渡辺は、敗者がユニット脱退を強制される4対4イリミネーションマッチに出陣。ハイリスクな全面対抗戦は互いに譲らない一進一退の攻防が続いたが、QQは渡辺とAZMの2人を残してキッド以外の3人を失格に追い込んだ。

 テキーラ・サンライズをさく裂させながらも大江戸隊のセコンドがレフェリーを場外に引きずり込みカウントを妨害するなど、最終局面は大荒れの展開に。無法状態のリング上で、渡辺はキッドが持ち出したイスを奪うことに成功する。

 ところが次の瞬間、なんと渡辺は仲間のAZMの頭にイスをフルスイング。さらにレフェリーにまで暴行を加え、まさかの造反で自ら反則負けを選択した。

 リーダーがメンバーを裏切るという衝撃的な展開に場内が騒然とする中、マイクを握った渡辺は「こうなるのは必然の当然なんだよ。今までお前らバカみたいなヤツらを引っ張ってきたけどよ、QQのリーダー渡辺桃はもうここにはいねえんだよ。これからは大江戸隊のブラックピーチとして生まれ変わるんで、QQのお前ら、破壊してやるから楽しみに待っとけよ」と決別宣言。新メンバー加入にキッドも「もっともっとメンバーを増やして、スターダムの中心に立ってやるよ」と息巻いた。

 リーダーの裏切りにプロレス大賞女子プロレス大賞を受賞した現ワールド王者・林下詩美も「桃さん、本当にそれでいいんですか」とショックを隠し切れない。AZMも「桃ちゃん、なんで…?」と声を詰まらせ、QQのメンバーは放心状態のまま退場した。

 ともあれ、勢力拡大に成功した大江戸隊はバックステージでも意気揚々。渡辺が「私は私を信じた結果だよ、これが。見ているお前らも、誰を信じるかは自分が決めろよ」と言い放てば、キッドは「ド派手にカマしてくれたね~。見た? あの無残な姿のQQの顔!」と高笑いを浮かべていた。