巨人の石川慎吾外野手(28)が9日に、都内にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万減の年俸1900万円で契約更改した(金額は推定)。

 悔しいシーズンとなった。今季は26試合に出場も、37打数7安打の打率1割8分9厘と結果を残せず。一方のファームではイースタン・リーグ56試合に出場して192打数70安打、11本塁打の打率3割6分5厘と存在感を発揮していただけに、歯がゆい思いをした。

 契約更改の席でも「今年の僕の成績を見た上で(の話)と、チームの成績を見て、もっとやってもらわないと困るって言葉でしたね」と、球団サイドから叱咤激励の言葉を受けたという石川。「それが僕の実力なので、調子がどうのこうの言うつもりもないですし、真摯に受け止めて前に進まないといけないので。悔しい思いがデカければデカいほど栄養になる部分も大きいと思うので、前に行こうと思います」と、力強い口調で成長を誓った。

 今季限りで、これまでオフの自主トレを共に過ごした師匠・亀井が引退。「まだまだ一緒にやりたいって気持ちはもちろんあったんですけど、決めたのは亀井さん本人なので言うことはないですね。まだまだお世話になります、という言葉はかけた」と名残惜しさを吐露したが、その意志はしっかりと受け着く覚悟だ。

 今オフの自主トレ先を聞かれた石川は「(自主トレは)去年まで亀井さんと2人。ずっと築き上げてくれた周りの人とのつながりとかがあるので、そこを切ることはありえないことだったので、そこに行きます、僕1人で。いい機会かなと思って、1人で見つめ直して打ち込もうと思います」。偉大な先輩が残してくれた場所で自分を向き合い、来季こそは一軍のレギュラーの座をつかみ取る。