写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう!

 熱戦が繰り広げられている麻雀「Mリーグ」で話題になるのが〝プロならではの選択〟だ。「ここでそれを切るのか!」「その牌を鳴くの⁉」とファンを驚かせ、うならせる打牌選択を当コーナーでは毎週、クイズ形式でお届けしている。さあ、じっくり考えたら、答え合わせ。プロがどんなことを考えているのか…そこにはハイレベルな〝読み〟と、素人には想像もつかない思考が隠れているはずだ。

【答え=西】東1局の親番で、いきなり配牌でイーシャンテン。しかも赤入り。天からの恵みのようなものだが、これを慌てずに育てられる懐の深さも、プロには必要だ。今シーズンからMリーグに参戦している本田朋広(雷)は、この配牌に飛びつかず、対子の西に手をかけ、リャンシャンテンに戻した。じっくりと育て、高打点を狙う落ち着きは、後の1万8000点につながった。

 4筒を切れば4萬、5萬、西、7索のいずれかを引き入れるとテンパイになる。リーチ、ツモに裏ドラ1つで満貫にもなるだけに、真っすぐイーシャンテンを取りたくなる人もいるだろう。ただ「456や678の三色同順も見えるこの配牌をもらって、3900点や2000オールはあまりにもったいないのでシンプルに打点を狙いに行きました」と、目標を高く設定した。

 イーシャンテンとはいえ、一番厄介なのはカン7索待ちが残ること。西の対子もあまり長く持っていては、危険牌になる。「1巡目なら西を落としても十分に間に合う。仮に4筒を切って4・7萬が埋まった場合、そこから西対子を落としても、西切りの方が期待値的にプラスに思いました」と、高打点の妨げになるものは、早々にリリースすると決めていた。

「面白い麻雀を打つなら西でしょう? 言葉を付け加えるなら『雷電効率』(自身が面白いと思う打牌)なら西切り」と笑いながら、スケール大きく魅せる麻雀を掲げるチームの一員ならば、という選択だとした。

 最終的には4・5・8萬待ちでリーチをかけ、5萬ツモ。カンドラや裏ドラが乗っての親の跳満、6000オールは本田をTEAM雷電の一員に加えるアガリとなった。