ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手(34)が放った〝ぶっちゃけスピーチ〟が、米メディアの間でさまざまな形で解釈されている。

 3日(日本時間4日)にドジャー・スタジアムで行われたワールドシリーズ(WS)の優勝報告会で、キケは「そろそろ本音をぶちまける時だ」と大観衆をあおり「みんな『王朝』について聞いてくる」「そうだ、俺たちはくそったれの王朝だぜ。絶対に誰にも謝るつもりはない! 3度のチャンピオンなら好きなことをやらせてもらうぜ!」と話して大歓声を浴びた。

 地元放送局「スポーツネットLA」が生中継していても構わず禁止用語を投下。マイク片手に身ぶり手ぶりを交えて壇上を動き回り、観衆の心を動かす「お祭り男」ならではのスピーチだった。

 町中が祝福ムードに包まれる一方、オフに巨額の資金を投じて戦力強化を図る球団の姿勢が他球団のファンやOBたちから目の敵にされている現実もある。米メディア「クラッチ・ポインツ」はキケの発言を「ドジャース王朝の謙遜に終止符」とし「率直で遠慮がない発言を放った」と伝えた。

 また、「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「挑発発言」と報道。「(キケは)まるでWWEのスターのように観客を沸かせた。彼の主張は、誰もがドジャース王朝を築いたことを知らせるようなものだった」と受け止め、「他の人たちはヘルナンデスのように断言することをためらうかもしれないが、彼は大胆な性格だ。ドジャースでそんな発言をするのは当然、ヘルナンデスだろう」と報じた。

 ドジャースは来年、ヤンキースが1998年から2000年にかけて達成して以来となるWS3連覇に突き進む。妙な敵を増やさなければいいが…。