ヤンキースは1日(日本時間2日)の敵地・マーリンズ戦で12―13の逆転サヨナラ負けを喫した。乱打戦に屈し、最後は悲劇的な結末。新戦力たちにとっては忘れられない船出となった。

 この日は、トレード期限最終日に獲得した4選手が揃って出場。ロッキーズから加入したジェイク・バードは1/3イニングを投げて4失点、パイレーツから加わったデビッド・べドナーは1回2/3を投げて2失点、ジャイアンツから移籍してきたカミロ・ドバルは1/3イニングを3失点という内容だった。救援投手3人がいずれもピリッとせず、パ軍の守護神だったべドナー、ジ軍のクローザーだったドバルにとっては屈辱的なスタートとなった。

 また、昨季のア・リーグ盗塁王でレイズから加入したホセ・カバジェロは右翼守備で12―10で迎えた9回一死一、二塁から右前へのゴロをまさかの後逸。2者生還で同点を許し、打者走者も三塁に進塁して直後のサヨナラ負けへとつながった。

 最強ブルペン陣を形成すべく加わったべドナー、ドバルの背信に、ユーティリティープレーヤーのお粗末な守備…。思い描いていた美しい光景とは似ても似つかない〝名門デビュー〟に米メディアも「悪夢」と表現するしかなかった。

 ア・リーグ東地区で首位・ブルージェイズを3・5ゲーム差で追いかける2位のヤンキース。補強を敢行して、新戦力をお披露目した8月最初のゲームで喫した衝撃的な敗北は、なんとも寂しい光景だった。

 ESPNは「決して理想的なスタートではなかった」「こういうことは時々ある。どう反応して立ち直るかが大事だ」というべドナーの試合後談話を紹介。言葉通り、最悪のスタートを引きずらず、前を向くしかない。