大相撲夏場所12日目(22日、東京・両国国技館)、横綱豊昇龍(26=立浪)が関脇霧島(音羽山)に上手投げで屈して、3敗に後退した。

 この日に豊昇龍は26歳の誕生日を迎えたが、記念日を白星で飾ることはできなかった。険しい表情で花道を引き揚げると、支度部屋では報道陣の取材に応じなかった。

 単独トップの無敗で、綱取りに挑む大関大の里(二所ノ関)が幕内伯桜鵬(伊勢ヶ浜)を下して無傷の12連勝とした。春場所からの2場所連続V、そして横綱昇進に〝王手〟をかけた。3敗の豊昇龍は横綱昇進後の初優勝が厳しくなった。

 またこの日、豊昇龍が日本国籍を取得する考えを持っていることが判明。師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「前からその話は聞いていた」と語った。力士が引退後、日本相撲協会に残って年寄(親方)になるためには、日本国籍が必要となる。