今季から米女子ゴルフツアーのメンバーとなった馬場咲希(20=サントリー)の〝覚醒〟が期待されている。

 馬場は2022年「全米女子アマチュア選手権」を制覇。37年ぶり日本人2人目の快挙を達成し、注目を集めると、昨季は米下部のエプソンツアーに参戦。18位で〝昇格〟を逃すも、昨年12月の「最終予選会」でツアー出場権を獲得した。今季はここまでに5戦。3月の「フォード選手権」で6位に入るなど奮闘するも、2度の予選落ちと安定したパフォーマンスを披露できていない。

 そんな馬場の躍進を期待するのは、日本ツアー通算5勝の羽川豊(67)だ。1日開幕の「ブラックデザート選手権」を中継した「WOWOW」で解説を務めた際、馬場について「飛距離というか、可能性、若いじゃないですか。『全米女子アマ』を取って、あとは慣れだと思うんですよ。昨年エプソンツアーで相当苦しい思いもしたし、予選会も最後にバーディーパットを入れて(メンバー入りを)勝ち取りましたからね。そういうしぶとさを、もうちょっと出してくると…。一つ波に乗ったら何かやってくれそうな選手なんで。期待したいです」と語っていた。

 そんな馬場は「全米女子オープン予選会」(9日=日本時間10日、ハワイ州)で勝負強さを発揮。トップとなり、1枠しかない出場権の獲得に成功した。その勢いのまま、29日開幕の今季メジャー第2戦「全米女子オープン」(ウィスコンシン州)で飛躍した姿を見せてくれるはずだ。