【ロサンゼルス2日(日本時間3日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)は前日(1日=同2日)まで自己ワーストの開幕から33打席ノーアーチだ。7試合で打率2割6分7厘、0本塁打、3打点と苦しんでいる。
地元紙ロサンゼルス・タイムズは「大谷翔平は、静かながらも充実したドジャースとの開幕週を終え、スイングに集中している」と題し、静観している。角度が付かない「大谷らしくない」スイングの中でも、質の高い打席を保っていることをアーロン・ベイツ打撃コーチのコメントをもとに紹介している。
ベイツ打撃コーチは「ナ・リーグの投手らが大谷に対し慎重に投げており、大谷がまだナ・リーグの対戦相手を学んでいる段階」と分析するとこうも指摘した。「変化球を早く振りすぎたり、当たりやすい球に反応が遅れてしまうなど、大谷の打撃のポイントがズレている」。タイミングや打撃ポイントを修正中ということだ。
それでも大谷のパフォーマンスを称賛する。
「彼は本当に強くて(足が)速いから失敗することが少ない。彼は少しずれていても、ヒットを放つし、四球を選ぶし、本当にたくさんのことをやってくれる。それはたとえ本調子でない時でも彼が持っているぜいたく」
同紙は「静かながらも生産的な開幕1週間で、大谷がコントロールできるアリーナに戻り、自分の攻撃に火をつけようとフォーカスしているのが分かる」と、ドジャースでのシーズンが開幕したことで、スキャンダルの話題よりも、野球についての話題が増えている傾向にも触れた。
「雷のようなスイング、ドジャースでの堂々たるホームランはないが、チームが楽観視できるくらい彼のスイングには多くのものがあり、それもまもなくアンロックされるかもしれない」
大谷のバットがロケット弾を放つ瞬間を地元ファンは待っている。
大谷はこの日、右ヒジ手術後、4度目のキャッチボールを行った。11~12メートルの距離で、投球プログラム再開後、初めてインターバルを入れずに50球投げた。投手復帰へ一歩ずつ進んでいるようだ。












