森保ジャパンの2026年北中米W杯アジア2次予選のアウェーでの北朝鮮戦(26日)が予定通り平壌で開催されることになり、現地の状況が不安視されている。

 北朝鮮とのアウェー戦を巡っては、開催地が同国の首都・平壌とすでに発表されていたが、女子サッカーのパリ五輪アジア最終予選でなでしこジャパンが2月に北朝鮮と戦った際に、平壌開催が直前で変更になった経緯がある。そのため男子のA代表でも開催地変更の可能性があったが、アジアサッカー連盟(AFC)の視察団が平壌で視察を行った結果、予定通り平壌開催になると日本サッカー協会が11日に通達を受けた。

 前回、平壌でサッカーの国際試合が開催されたのは、2019年の北朝鮮対韓国戦。当時は異例の環境で韓国は苦戦を強いられた。

 韓国メディア「スターニュース」などは当時を振り返りつつ、日本も過酷な試合に直面すると懸念。「韓国と(平壌で)最後に対戦した当時、北朝鮮は4万人以上収容できる金日成競技場を予告なく空にしたまま無観客試合を開催し、試合が生中継されなかったことはもちろん、現地のインターネット状況まで劣悪で、21世紀にふさわしくない〝ブラインドマッチ〟で議論を起こした」と指摘している。

 今回の一戦は観客を入れて中継される見通しとなっているが、インターネットの状況は現在も良くないとされており、現地に赴く選手やスタッフにとっては気がかりな点だ。いずれにしろ、森保ジャパンは普段と異なる戦いを強いられることは間違いなさそうだ。