【アリゾナ州グレンデール3日(日本時間4日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)はロッキーズとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場し、3打数3安打2打点だった。初回に3試合連続安打となる右前打を放ち、2回に中越え適時三塁打、3回に右前適時打とオープン戦で2四球を挟んで5打数連続安打、打率7割1分4厘と止まらない。1番のムーキー・ベッツ外野手(31)が3打数3安打、3番のフレディ・フリーマン内野手(34)が先制打を含み3打数1安打2打点と“BIG3”がすごみを見せつけた。
初回、2024年版ドジャース打線が火を噴いた。先頭ベッツが中前打で出塁。大谷はカウント1―2からの4球目、外角低めの75マイル(約121キロ)のカーブをバットの先で拾って右前へ運んだ。技ありの一打で3試合連続安打とした。続くフリーマンの中前適時打でベッツが生還し、大谷は三塁へ進んだ。ドジャースが誇るMVPトリオ、“BIG3”の3連打は今春のオープン戦で初だ。
4番スミスがキッチリ中堅へ犠飛を放って大谷が2点目のホームを踏み、その間にフリーマンが二塁へ。さらにけん制悪送球で三進。マンシーの右翼への犠飛で3点目を挙げた。続く、ヘルナンデス、ヘイワードも連打したが、8番ラックスが左飛に倒れ、この回を終えた。引っ張らず、抜け目なく1つ先の塁を狙い、しっかり犠飛を打つというドジャースの強さを凝縮した初回だった。
ドジャーブルーの勢いは止まらない。2回一死後、ベッツが三塁線を破る二塁打で出塁。大谷はカウント1―2からの外角高めの90マイル(約145キロ)のカットボールにバットを豪快にすくい上げた。弾丸ライナーは中堅後方へ一直線。確信したかのようにゆっくり走り出したが、打球がフェンスに当たった直後に全力疾走。それでも楽々三塁打だった。ベッツが生還し4―0となった。推定飛距離130メートルで、他の球場だったら間違いなく柵越えだった。塁上で三塁ベースコーチと笑顔で言葉を交わしていた。
ゴンバーは「2打席目はファストボールを内角に投げようとしたんだけど、そこまで攻めきれず、大谷にうまく当てられた」と振り返った。
3番フリーマンは引っ張って二ゴロ。三走大谷を迎え入れるためのチーム打撃だ。5―0とリードを広げた。
「SHO―TIME」は3幕目もあった。3回一死からぺヘスが四球で出塁するとベッツが3打席連続ヒットとなる中前打を放ち、一死一、二塁。マウンドは3番手の右腕デービス。カウント1―1からほぼ真ん中の90マイルのカットボールにバットを合わせてライナーで右前に運んだ。3打席連続安打とし、二塁走者を迎え入れた。オープン戦では2月27日(同28日)の3打席目で左越え本塁打を放って以降、2四球を挟んで5打数連続安打で7打席連続出塁だ。
予定の3打席を終えて、ここでお役御免。ファンのスタンディングオベーションの中、ベンチに戻った。すべて内容の違う3安打。大谷も手応えを感じただろう。
それにしても“BIG3”の看板に偽りなしだった。ベッツが3打数3安打2得点、大谷が3打数3安打2打点2得点、フリーマンが3打数1安打2打点1得点とまさに最強トリオだ。緻密な野球に大谷という最強の切り札を手に入れたドジャース。ワールドシリーズ制覇まで突っ走る。
<今日も良い日>ロバーツ監督「打撃の質は素晴らしい。全ての球、ギリギリの投球にもうまく合わせている。しっかり見ていて、プレートの上を通るものにはいいスイングを見せている。だからショウヘイにとっては今日も良い日」














