女子テニスのウクライナ選手がロシア、ベラルーシ選手に対する不満を爆発させた。

 世界ランク60位のマルタ・コスチュク(ウクライナ)はスポーツ専門メディア「ユーロスポーツ」のインタビューで、ロシアに侵攻される母国へ思いを吐露。ツアーを共にするロシア、ベラルーシ選手らについては〝言い訳だらけ〟と批判した。

 ウクライナ侵攻が始まると、友人だったロシア、ベラルーシ選手とも連絡を断ったというコスチュク。「彼(ロシア、ベラルーシ選手)らは何ごともなかったかのように、自分たちがこの状況の犠牲者であるかのように装っている。正直言って理解できない。彼らが何をするにも、どんな決断をするにも、自分たちに言い訳をするのをやめるまでに、どれだけの時間が必要なのか」とバッサリだ。

 コスチュクは、ロシア選手らが、故郷の家族のために戦争について沈黙を保っているという言い分にも批判的。「少なくともトップ50に入るような選手は、家族を移動させるお金を持っている。家族をどこかに引っ越しさせることはできたはず。実際に私は、こんな国には住めないとロシアを逃れた人々を知っている。ずっと言い訳をする代わりに行動できたはずだ」と、行動を起こさなかった選手を非難した。

 ウィンブルドンがロシア、ベラルーシ選手の出場を禁止し、男子世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)らが反発するなど、自由な意見が語られるテニス界。今後も議論が交わされそうだ。