元世界1位・マリーが大坂なおみに言及「なぜ彼女のチームが解決しようとしなかった」

2021年06月17日 20時25分

アンディ・マリー(ロイター)

 男子テニスの元世界ランキング1位のアンディ・マリー(34=英国)が、英メディア「BBCスポーツ」で、うつ状態を告白して4大大会・全仏オープンを棄権した大坂なおみ(23=日清食品)について〝正論〟を展開した。

 マリーは「彼女が元気になって、必要な助けを得られることを願っている。うつ状態の原因が何であれ、テニスが彼女に対して解決策を見つけてくれると信じている」と回復を願った。その上で周囲の立ち回りについて「彼女が会見をすることで落ち込んだり、不安になるのであれば、なぜ彼女のチームが、そのことをグランドスラムやWTAに伝えて、解決策を見つけようとしなかったのだろうか。それは信じられない」と指摘した。

 また出場停止などをチラつかせた大会側にも問題があるとした。「彼女を出場停止にさせようとしたことは、ツアーの印象を悪くしたと思う。しかもSNSでうつ状態と告白した途端に態度を急変させていたしね。ただ、もし自分が問題を抱えていたとして、グランドスラムへ直接話しに行っていたら、グランドスラムは手を差し伸べてくれると思っているよ」と語った。

 大坂は全仏オープン開幕前にSNSで会見拒否を宣言し、1回戦勝利後に実行。罰金(1万5000ドル=約165万円)を科され、主催者側から大会からの追放や他の4大大会出場停止の可能性まで通告された。するとSNSで〝反論〟を投稿したが、一転してうつ状態であることを告白し大会の棄権を表明していた。

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