【女子テニス】「ウエスタン&サザン・オープン」3回戦 大坂なおみ 〝因縁〟の元コーチの前で完勝

2020年08月26日 07時28分

3回戦をクリアした大坂なおみ

【米ニューヨーク25日(日本時間26日)発】女子テニスの世界ランキング10位・大坂なおみ(22=日清食品)が男女共催大会「ウエスタン&サザン・オープン」の3回戦に登場し、世界25位のダヤナ・ヤストレムスカ(20=ウクライナ)を6―3、6―1のストレートで圧勝した。

 第1セットから試合のペースを握った。最初にブレークポイントを許した第3ゲームでは冷静に立ち回ってデュースに持ち込んでキープ。続く第4ゲームで初のブレークに成功した。このセットのファーストサーブ成功率は75%と安定し、パワフルなサービスエースを4本繰り出した。自分のミスに笑みを浮かべる余裕さえ浮かべ、最初のセットを奪った。

 第2セットはいきなりファーストゲームをブレーク。その後も強烈なストロークで相手のミスを引き出し、終始ストレスなくプレーした。引き続きサーブの安定感も抜群。第5、7ゲームもブレークし、自身は一度もブレークを許さずに圧勝した。苦戦した前日(2回戦)から一転し、1時間10分という一方的な試合となった。

 この日はヤストレムスカのコーチを務めるサーシャ・バイン氏(35)が敵陣営で見守っていた。2017年末からコンビを結成し、メンタルが弱かった大坂をコート上で励まし、世界ランキング72位から1位に押し上げた手腕は有名だ。18年の全米オープンで4大大会初制覇し、一緒に喜びを分かち合った思い出の場所で、大坂は成長した姿を見せることができた。

「今日も落ち着いて試合ができました」と笑顔で語った大坂はベスト8に進出。準々決勝では世界20位のアネット・コンタベイト(24=エストニア)と対戦する。